大嫌いな政治家の言葉

 「国民第一 」
 こんな政党名の党が出来るらしい。本当なのか。馬鹿な政治家達の資質を疑ってしまう。
 私の最近の政治家大嫌いな言葉は「国民の皆様の為に」「国民の皆様の御意見を聞いて」「議論して」「勉強会をして」…。それは当たり前のことではないか。馬鹿なことを言うのではないよ。
 口先だけで信念が全く感じられない。選挙民と選挙だけしか頭にないのなら国政は無理だよ。いいとこ市会議員ぐらいにしておいてほしい。

 「この消費増税は、TPPは3年先、5年先の日本国の為なのです。私は日本国総理大臣として国民に無理を承知でご理解をお願いするのです。」総理大臣の言葉はこのぐらいで良いのではないか。民意は時には感情的であり、大局を見失いがちである。特にマスコミからの影響は大きく、全く表面上の報道がそのまま民意となってしまう場合もある。
 政治家の存在理由は国益の為には民意と一致しなくともその信ずる施策を推進し、反対の民意には丁寧に説明し説得して、その施策でに不利になる人達には手をさしのべ、常に政治生命を賭けて行動することであり、その行動の積み重ねが選挙民の支持を受け国民の尊敬を受けるのである。日本国民の大半は常識的であり政治家をよく見ている。政治家も駄目な奴ばかりではない。選挙民が政治家を育てなくてはならない時代なのだ。

 政党などどうでも良い、信念を持って行動している政治家、ぶれない政治家を選ぶことこそ国民の義務であり、日本再生の一番大切な方法であろうと思う。このことは必ずしも選挙が無くとも出来ることなのである。選挙民の代表である政治家を監視して育てればよいのである。

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