アジア・インドアゲーム

 アジア・インドアゲームの日本選手団副団長としてベトナムに12日間行ってまいりました。
 アジアインドアゲームは日本ではあまり報道もされていませんが、アジア諸国の得意とするスポーツを集めた実に楽しい国際大会でした。ダンススポーツ、ボーリング、ビリヤード、ペタング、フットサル、ムエタイ、クラッシュ、ベルトレスリング、セバタクロウ、チェス等々オリンピック種目に無い競技の総合大会です。
 団長はJ0Cの板橋常務理事、副団長は私で、全ての競技を激励して廻りました。ダンススポーツはアジア各国が精鋭を送り華やかな激しい戦いが繰り広げられ、日本は金メダル3個を獲得しました。フットサルはレベルの高い戦いでしたが、女子が金メダルを獲得しました。
 今回の大会で私の強く感じた事は、アジアではこの様な大会は絶対に必要であり、とかくオリンピックをはじめ世界だけを重視しがちな我が国が率先してアジアの発展諸国のスポーツ大会に手を貸すべきだということです。
 アジアでオリンピックでメダルを取れる国は、中国、日本、韓国以外にはほとんどありません。冬季オリンピックとなると参加する国すら僅かです。この様なアジアスポーツ界の現状を考えれば、アジア諸国の得意とするスポーツを公式種目とするスポーツ大会に日本は率先して力を楚々くべきだと強く感じます。
 2020年に東京が広島と共にオリンピックに立候補するという話も聞ききます。新しい日本のリーダー鳩山首相はアジア中心外交に力を注ぐと言っております。アジアの日本として、この大会を是非日本に招致して、アジアの知られていないスポーツを日本国民に紹介するのもJ0C並びにマスコミの大切な仕事ではないかと感じた次第です。
戻る