オリンピック招致

 残念ながら2016年の東京オリンピック招致は失敗した。レスリング協会福田会長も2年間わたり必死に招致活動をし、当日もコペンハーゲンに乗り込んで最後の招致活動をしていただけに、さぞ残念だっただろう。全てが終わった後福田会長から電話があったが、さすがの福田会長も心なしか元気がなかった。
 しかし、IOC総会が終わって冷静に考えてみると収まるところに収まったように思える。南米大陸初のオリンピックの看板に勝てる都市はなかったのだと思う。
 前評判の良かったシカゴが早々と落選したのも、米国シカゴがオリンピックを開催する大義名分がなかったからだ。最近の30年で3回目のオリンピックを米国で開催するのは説得力がなかった。スペインもバルセロナでオリンピックをやって、ヨーロッパのロンドンの次ではこれも又無理である。
 東京は新しい形のオリンピックを提唱し、一部で強力な支持を得たが、アジアで東京、ソウル、北京と3回やっているのだから南米初のオリンピックリオデジャネイロには勝てなかったのは当然だったかもしれない。
 過去、発展途上だった日本、メキシコ、ソウル、北京がオリンピックの招致に成功し、オリンピックを期に一流国に発展を遂げた例を見ても、リオのオリンピックは妥当だったのだと思うし、IOC委員は以外にも公平だった。

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