最後のひとがんばり

北京オリンピックもあと2月余り、日本レスリングの選ばれた選手達、頼みますよ。出場選考の厳しい戦いを勝ち抜いた10人の選手達全員の入賞を成し遂げて貰いたい。残された2ヶ月で何をするかは、選手自身良く分かっていると思うし、コーチも適切な指導をしていると思う。
 その上で私はコーチ選手諸君に伝えたいことがある。競り勝つ精神と体力をこの2ヶ月で磨いて欲しいのだ。この訓練は2ヶ月あれば充分である。ここまで来れば相手の研究、技の錬磨などはいらない。ただひたすら激しく戦う体力と勝負を諦めない精神を磨いて、オリンピックに最高のコンディションで臨めるように調整して欲しいのだ。
 オリンピックでは何が起こるか分からない、オリンピックには魔物が住んでいる。魔物を味方に付けろ。日本代表になった選手諸全員にメダルを取るチャンスがあるのだ。既にレスラーとして出来上がっている選手に必要な訓練は、残された日々、毎日限界を超える激しい練習で自らに体力の自信を付けることだ。体力と精神力は一体のものである。限界までの練習を続けることがオリンピックで競り勝ち、メダルを取る自信につながるのである。

私の予想 少し早いが北京オリンピック各選手
金メダル確実 吉田沙保里 伊調薫
メダル確実 金メタルもある 伊調千春 浜口京子 松永共広 笹本睦
入賞 メダルもある フリー60キロ「未決定」 松本慎吾 池松和彦 加藤賢三

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