「日本レスリングの物語」が連載中

 「日本レスリングの物語」という記事をご存じだろうか。Fight & Life(ファイト&ラ
イフ)という格闘技雑誌に連載されている。筆者は柳澤健。「1976年のアントニオ猪木」(文藝春秋刊)という本を書いた男だ。現在、連載の3回目が出たところだが、これが滅法面白い。
 日本で初めてレスリングを始めた人間は誰か。八田一朗はどのようにしてアマチュア・レスリングを統率していったのか。まともなコーチもいない中、いかにして日本はオリンピックに勝てるレスラーを育てていったのか等々を、筆者は多くの資料にあたり、福田富昭会長以下、多くのレスリング関係者に直接取材した上で明らかにしている。現状では、日本のアマチュア・レスリングの歴史に関する最も正確な歴史と言っていいのではないか。珍しい写真も掲載されている。

版元はフィットネススポーツ(03-5653-1322)
ウェブサイトは http://www.fnlweb.com/
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