世界格闘技フェスティバル

 9月8日からトルコのアンタルヤで行われる、FILAが世界の格闘技を集めたフェスティバルに選手2名を連れて村本健二監督と共に団長として行って参ります。
 格闘技は人類の文化であり、どの民族にも格闘技はあります。それぞれの民族で勝者は王者として崇められ、祭礼や神事に奉納されております。
 IOCの憲章に「FILAは全ての格闘技を代表する組織である」という一文があります。FILAは今後、各国の代表的な格闘技を統合して、新たなオリンピック種目を作りたいと考えております。統合の第一歩として世界の格闘技を披露するフェスティバルを開催して、IOCにもアピールしょうと考えております。
 今年は第2回の大会で、試合はビーチレスリング、サンボ、クラップリング、パンクラチオンのトーナメントが行われ、模範演技としてトルコのカラクジャク、オイルレスリング、インド、日本、モンゴル相撲が行われます。
 日本からは2名がビーチレスリングに参加し、相撲の模範演技を披露します。オリンピックレスリングにフリースタイル、グレコローマンスタイル、女子に加えてパンクラチオンスタイルが採用されれば、レスリングがメジャースポーツになることは間違いありません。これは偏に福田FILA副会長の手腕に掛かっております。
 私はフェスティバル終了後アゼルバイジャンに行き、世界選手権の全試合を見てくる予定です。男子はメダル2個、オリンピック出場資格取得、5クラスを実現したいと考えています。女子は全クラスメダル獲得、目標としては全階級優勝を目指してほしいと思っております、特に昨年は不運に泣いた浜口京子さんの金メダルを心より願っております。

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