日本経済は大丈夫だ

 経済は生き物、景気が最高だと思っているときは既に下り坂になっている。この言葉は経済の舵取りについてよくいわれる言葉だ、経済の舵取りは大変難しい。
経済の動きは船の動きと似ているといわれている。岸壁に近づいてからブレーキをかけても間に合わない、止まることを予測し前もってブレーキをかけ楫を切っておかないと船は岸壁にぶつかってしまう。走り出すときも直ぐにはスピードは出ない。徐々にスピードが加速してゆくので、常に先を先を予測して船長は全体を掌握しなければならない。この特性は船が大きければ大きいほどその傾向は強い。経済も船と同じ動きをするといわれている。そんなこと知っているといいながら経済人も、政治家も、マスコミも、目先のことばかり追いかけている。日本の不況は舵取りの失敗が次から次ぎへと重なり、その内その内とたかをくくっている内に深みにはまっていったのではないだろうか。
 この不況は政治家と経済学者が作りだした不況だ。、世間ばかり気にしている政治家と芸能人のように有名になりたい経済学者と使命感をを持たない役人によってもたらされた不況といって良いだろう。しかし心配する事はない、日本人の七割は経済的に困っていない。困っているのは失業している人、借金をしている人である。仕事のある人は決して困ってはいないのだ。何故なら、今の物価は25年前と同じだといわれている。それに対して給料は25年前の2倍から3倍になっている。是非自身の身の回りのこと、「着るもの食べるもの給料等、」25五年前と比べてみて欲しい。日本の経済力はまだまだ世界に冠たるものだ、日本しか持たない多くの技術がある。世界が真似の出来ない正確な製造ラインがある。勤勉な日本人はまだまだ健在だ。日本の経済が安定して世界をリードしてゆく日も直ぐそこに来ている。先のことなど心配せず、まずは自信を持って今ある仕事をしっかりと完結する事だ。
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